焼酎へのこだわり

「蔵の周りに広がる南九州市産のさつまいもを原料に、昔ながらの三角棚で麹と向き合い、杜氏の五感で焼酎を醸す」
今も昔も変わらない、知覧醸造ならではの焼酎へのこだわりをご紹介いたします。

天然水

天然水

理想の焼酎造りのために欠かせない割り水。割り水により、焼酎の本来の味わいがのびやかに引き出され、口当たりもまろやかになります。

ミネラル成分の豊富な天然水にこだわった地下水を使用しています。

原料

原料

おいしい焼酎造りには、新鮮なさつまいもが欠かせません。

知覧醸造のある南九州市は、シラスに覆われた芋づくりに最適な土壌で、さつまいもの自治体別生産量が日本一を誇る産地です。

当醸造所では、全て南九州市産の厳選した新鮮な芋を使用し、黄金千貫・紅芋・パープルスイートロード・シモン芋など様々な品種・種類の芋を原料とした、個性的な焼酎を生産しております。

麹造り

麹造り

焼酎の香りと風味の決め手となる麹造りは、焼酎造りで最も重要な工程の一つであり、杜氏にとっては一番の腕の見せ所でもあります。

知覧醸造では、外硬内軟の理想的な麹を造るためタイ米を用い、全自動製麹ドラムではなく、三角棚を使い麹と向き合います。このように、先代から受け継いだ昔ながらの製法を守ることで「変えないことで生まれる味わい」を大切にしております。

五感

五感

「機械で造るな、五感で造れ」この言葉を心に刻み、飲み手の五感と共鳴しあえるような、飲み手の心に響く焼酎造りを目指しております。

気温、湿度、天候、麹、原料…どれを取っても毎日同じ条件のものはありません。環境の変化は、焼酎の味や香りに大きく影響を与えます。杜氏はすべての製造工程で、視・聴・嗅・味・触の五感を研ぎ澄まし、旨い焼酎に結実させます。