さつまいも畑に囲まれた風光明媚な土地
知覧醸造のある南九州市知覧町は、鹿児島県薩摩地方の南部にあり、武家屋敷などが建ち並ぶ歴史情緒あふれる街です。その景観の美しさから「薩摩の小京都」とも呼ばれています。
温暖な気候と火山灰による水はけの良い土壌で、お茶やさつまいもなどの栽培が盛んです。良い焼酎を造るには芋の鮮度は欠かせませんが、知覧醸造では地元の畑で採れたばかりのさつまいもを厳しく選別し、その日の内に加工しています。
「機械で造るな、五感で造れ」
これは、先代杜氏の言葉です。他の蔵元が、焼酎造りに機械化を進める中、「五感で感じて造らなければ、飲み手に伝わる焼酎は造れない。」という想いが先代にはあって、このように語っていたのではないかと思います。
変えないことで生まれる味わいをご賞味ください。
知覧Tea酎
お茶農家でもある蔵元だから知っている「緑茶の魅力」と「芋焼酎の魅力」うまさとバランスを融合させた新たな味わいの焼酎をお届けしたい。
緑茶は旨味豊富なお茶の一大産地である知覧産の一番茶葉、さつまいもは厳選された良質の南薩摩産(南九州市知覧町)を使用。
緑茶のさわやかな香りと芋焼酎の豊かな味わいの贅沢なハーモニー。浮かぶ風景はゆったりとした時の中で流れる緑の絨毯…。
― 本格焼酎・泡盛コンクール 2021 ―
知覧醸造株式会社
「知覧Tea酎」
【最高賞】
プレジデント賞 受賞
芋焼酎部門 審査員賞 受賞、芋焼酎部門 プラチナ賞 受賞
プラチナ賞全部門の中から選ばれる「上位13銘柄」に選出
Kura Masterとは、2017年から開催されているフランスで行うフランス人のための日本酒コンクールとしてはじまりましたが、第5回目の開催となる2021年度から本格焼酎・泡盛コンクールを新設。審査員は、フランス人を中心としたヨーロッパの方々で、フランス国家が最高職人の資格を証明するMOFの保有者をはじめ、フランスの一流ホテルのトップソムリエやバーマン、カービスト、レストラン、ホテル、料理学校関係者など飲食業界のプロフェッショナルで構成されています。2021年9月20日、Kura Master2021日本酒コンクールおよび本格焼酎・泡盛コンクールそれぞれで、すべての出品酒の中から選ばれる最高賞「プレジデント賞」と各出品カテゴリーのトップ5又はトップ2より選ばれる賞「審査員賞」を発表。
プレジデント賞と審査員賞に、弊社の製造する「知覧Tea酎」が見事に選ばれました。
知覧Tea酎について
審査委員長の評価コメント
「今年のKura Masterコンクールで私の心を奪ったこの焼酎について語ります。まず香りの驚き。大変美しい複雑感のある香りです。続いて味わいにも驚かされました。原材料である薩摩芋、さらにハーブや野菜の風味が濃密にしっかりと味わいの中に続きます。コンクールの後、この焼酎をハイボールとして飲んでみましたが、ソーダで割っても特徴を失うことなくむしろさらに風味が広がりました。この蒸留酒を生み出した生産者の方、ブラボー!讃えます。」
Christophe Davoin